■2006年9月某日 |
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次男が夜中に突然泣き出した。
夜泣きと思い、嫁が抱っこして寝かしつける
いつもなら、しばらくすると落ち着くが、この日はなかなか落ち着かない
寝たと思っても、しばらくするとすぐに泣き出す。
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■2006年9月某日 |
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熱もあり嘔吐もあるので倉敷中央病院へ連れて行くことにした
ちょうど日は、半年前に髄膜炎の時に主治医だった先生が外来の日だった
病院で順番を待っている間も次男は嘔吐を繰り返していた。
看護士さんが、気を使ってくれて別室を用意してくれた。
しばらく、部屋で待っていると、先生が来たが主治医の先生ではなかった。
子供の状態が悪そうだったので、早く診察できるように別の先生をまわしてくれたみたいだ
ひと通り診察を終え、たぶん腸炎だろうと言うことで薬をもらった。
薬を飲めば夕方までには楽になるだろうとの事。
朝から嘔吐を繰り返しているので、脱水症状にならないように点滴をしてもらおうと思ったが
先生 曰く、「吐いても辛抱強く水分を少しずつ取らせてあげてください」との事で
点滴は無しだった。
病室を出る前に内線が鳴った。先生は受話器を取ると
「原でっすぅ〜 偉そうに外来をやってますぅ」
今どこにいるのか?の確認の電話のようだが、なんとなく受け応え方が気に入らない
自宅に帰り、薬を飲ませて夕方まで様子をみたが、全然状況は良くならない
ちょっとやばくなって来たので再び倉敷中央病院へ
時間は、外来時間を過ぎていたので救急受付にいった
そこでも、腸炎と判断されたが、脱水症状を防ぐため、点滴を受けた。
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■2006年9月某日 |
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1日様子をみることに。
本人は、飲食の意思はあるが、口に入れるとすぐに吐く。
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■2006年9月某日 |
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状態は、全然良くならないどころか悪くなっているように見える
なんか、お腹がパンパンに腫れている。風船が膨らんでいるようだ
かかりつけの小児科へ連れて行った。
小児科の先生曰く、多分腸炎ではなく腸が膨らんでいるようなので
すぐに大きい病院へ行って検査を受けてくださいとの事。
紹介状を書いてもらい倉敷中央病院へ行った。
レントゲンを撮った時点で腸が以上に膨らんでいる事がわかった。
この時点で腸閉塞が疑われた。
その後、腹部エコー、CTと検査をした。
途中、処置室で応急処置を受ける。鼻から管を入れていくと
「うんち」がダラダラと出てきた
腸がなんらかの原因で詰まっているのでうちんが大量に溜まっていた。
嘔吐しているときに緑色の物体を吐いていたが、あれは、うんちの元らしい
先生に別室に呼ばれ、説明を受けた。
腸閉塞の疑いがあり腸が破裂寸前との事。ただ、どういう風になっているかは
検査ではわからないので、実際にお腹の中を見てから・・との事で
緊急手術が決定した
手術は2時間ほどて終わった。
病室にもどるど、髄膜炎の時の主治医の先生が来た。
こないだ、来た時に別の先生に頼まずに自分がちゃんと見ていれば・・と
心配して来たらしい。
あと、救急受付の時に診察した先生も来た。
当時は「腸炎」と判断したので、腸閉塞を見つけられなくて、申し訳なさそうにしていた
とうぜん 最初に診察した「原」という先生はこなかったが・・・
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■2006年9月某日 |
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術後は順調で1週間ほどで退院できた
しかし、生後1年足らずで細菌性髄膜炎で生死をさまよい腸閉塞で苦しみ、
本人にとっては本当につらい1年だったと思う。
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